なおぼうけん

日々を探検したり、掘り下げていきます。

2020/05/19 建築・から揚げ・好み

今日何があった?

建築:部屋の模様替えが趣味で、いつか完璧な自分の空間を作るのが夢だ。一昨日ぐらいにタイムフリーで聴いたラジオでバナナマンの設楽さんが同じことを言っていた。本当にそう思う。小さい頃からずっとそうで、あの時と模様替えの周期があんまり変わっていないんじゃないかと思う。飽きっぽいというよりも模様替えをすると行動が変わるので、それが面白くてやっているところがある。普段から「ここにこれがあったら」みたいなとっかかりを溜めていて、模様替えのタイミングでそれらを解消させるし、なぜそう思うのかを考えてさらに良くなるにはどうしたら良いかを反映させる。この行為はもうまさに仕事でやっていることそのものみたいな感じだ。結果論として。だから小さい頃は何か立派なものを建てたい、作りたいと願っていた。それがビルかもしれないし、車かもしれないし、自分の家かもしれないしで決められなかった。大学の学科を決めるときも、潰しの効きやすそうなところを選んだのにもそういう背景があった。建築家になることも良いなと思ったりした。それが合っていないような気もした。今日建築学の基礎の本を手に取って読みながらそんな過去のことを思い出した。

から揚げ:家の周りのことをどれだけ知っているか。その1つにどんなお店があるか、という話題がある。そしてそれはかなりの確率でよく知らないものだ。今日家の近くにある居酒屋のランチに出かけた。カツカレーが美味しそうだけど、それよりもから揚げ定食が食べたかった。あったかいから揚げ。欲を言えば白い衣のしっとりしたから揚げ。昨今の状況で店内は閑散としていたけれど、店員さんは親切に応対して下さった。から揚げが出てくるのを待ちながら、天井や梁、壁を見ていた。どこか見覚えのある色や質感。実家の小学校の頃に使っていた部屋と同じだった。もっとも、今は建て直しをしたのでその部屋はもうない。建て直してからもう3年ぐらい経った。懐かしいなと思うのと同時に、素材の組み合わせがあまりに一緒だったので、もしかしたら流行りのものだったんだろうなと考えていた。伝統的なものだという判断をする知識はなかった。久しぶりにお昼ご飯が印象的だと思った。

好み:何が好きかってよくわからないなりにある。GoogleMapには好みの食べ物みたいな設定があって、そこでは料理のジャンルやビーガン等の嗜好が選べる。実際にはそういうはっきりした感じではない。何となく食べたものの履歴を探って、恣意的にピックアップした歴史ポイントで綴られたストーリーのうち、良い感じの思い出に該当するものを答えている、そんな感じ。子供っぽいものが好きなのは、きっと子供の頃から幸せに暮らしてきたからなのかな、と思った。味覚から来る美味しさ優劣は好きかどうかにあまり反映されてこない気がする。嫌いには十分反映される。どうしてよく食べるか、どうしてよくそれで遊ぶか、ストレス発散するか。背景がたくさんある中で全ては語らない。ニュアンスも含めて味わうものだから、伝えるのも理解するのもある程度時間がかかる。