なおぼうけん

日々を探検したり、掘り下げていきます。

2020/05/17 陰・うたた寝・接点

今日何があった?

陰:12時、天気が良かったので、外に出た。どうしてもB3が入る封筒が欲しかったので、歩いてホームセンターに探しに行くことにしたのだ。炎天を感じるほどの強さではないが、歩いていると汗をかきそうな日差しだと、家を出てすぐに感じた。思わず着ていたジャージの前を開け、腕をまくった。この分では夏にマスクをして外出をするなんて地獄じゃあないかと思いながら歩いている時、ふといつもと道の印象が違うなと思った。本当にそのままだが、どこかいつもの風景が印象的に感じたのだ。ここ最近は電車に乗って遠くになど出かけていないものだから、それがたまたまでないことがすぐにわかった。何でだろう、そう思ってまた歩く。着信があったのでスマートフォンを取り出す。その時、ガードレールの影が目に入った。影がはっきりしているように見えた。なるほどそうか、夏が近づいているのだとそこでわかった。夏になると太陽の入射角が大きくなる。すなわち、昼に差し込む光がより真っ直ぐ上から来るということだ。今の時期はそこまでではないが、冬に比べれば当然角度が大きい。そのため、遮ったものによる影がいつもよりぼやけずにはっきりと写っていたのだ。と思う。それに気づいて周りを見ると、確かにコントラストがいつもよりはっきりしているような気がした。違和感はこれだったのか、と思って影を何枚か写真に撮り、封筒を探しに行った。光と影とか、陰陽とか好きだな。それを写真に撮ることにしようと思ったところで、いやカメラってそういう仕組みだからこれはどうやって説明したらいいものか、と言葉探しも始めた。

うたた寝:B3の封筒を見つけ、帰宅。外が暑かったためか疲れ果て、ソファに座る。そこで喉が渇いていると気が付く。お茶を口にしながらスマートフォンを手に取ると「免許更新はしたのか」と両親から連絡があった。もう子供ではないのに、と少し苛立ったり、そんな自分を宥めたりで疲れを増やした。ふと眠気が襲ってきて、まるで背中とソファが一体になるかのようにだらしない格好になっていく。そうなっているのに止められない感覚だけがあり、寝ているなと思ったり起きているなと思ったり、その気持ちの間を彷徨っていた。かなりの時間がたったと思って時間を確認すると30分しか経っていない。疲れは取れていない、むしろ疲れが増したようなそんな気怠さすらある。うたた寝は気持ちいいはずなのに、最近はうまく過ごせない。あれもこれもやらなくちゃとストレスをかけすぎているのかもしれない。うたた寝ぐらい幸せに過ごしたいと思った。

接点:最近うたた寝もろくに楽しめないまでに追い詰めているのは、キャリアをどうしたいとか何がしたいとかをより明確に考えようとしているからだと思う。考えたところでどうしたって考えて終わるので、手を動かして何かすればいいのに。今は書きながら切に思う。もっとも、表現としてはいいものが見つかったからこの週末はとりあえずよしとした。仕事だろうと趣味だろうと僕は何かを極めたいと思う気持ちが強いが、その「何か」とは何だろうとずっと思っていたのだ。そのヒントが「接点」である、これが見つかったことだ。この分かり難さこそも見つかったことの1つだ。