なおぼうけん

日々を探検したり、掘り下げていきます。

2020/05/03 点描・夜風・根拠

今日何があった?

点描:大学の課題で自画像を点描技法を使って作成するものがあり、かれこれ1週間は取り組んでいる。全く完成に近づかない。牛歩も甚だしい。こうして進まないとやる気が落ちてくる。のめり込むとそれで気づかない間に時間が過ぎていたりして。技法そのものや色彩の使い方と同じぐらい、完成させるプロセスの心の持ちようとかコツコツ作ることととかそういうことの学びが得られる。明日終わるといいな。

夜風:点描に心をやられ、酒を飲もうと思い外に出た。家の隣にあるお店の入り口で店員さんが何やら片付けをしていて、もしかしてもう閉まったかなあと残念に思っていると、「まだちょっと大丈夫ですよ」と教えてくれた。久しぶりに会話をしたし、何か普段お店とか行ったときに感じる無味な感じがなく目もあっていたので、ほっとした。お酒を買って外に出て、ふと横を見るとおじさんが気持ちよさそうに歩いていた。「こんな夜は酒をのむのがいいよね、気持ちがいいよね」と言ってフラフラと歩いて去っていった。缶ビールを開けて口にしたら、夜風の中で心が華やいでなんだかいい気持ちになった。こんな夜は酒をのむのがいいよね。

根拠:僕たちは社会として前進するように考える傾向からある人に対して過剰に痛めつけるような反応をする可能性を持っている。事実を確認できなくても、どうせあいつがやったんだと決めつけて悪口を言う可能性も秘めている。あらゆるバイアスに対して、バイアスだと公平になろうとそうする行為がむしろ不自然になることもある。いろんな考えがあってその人なりに正しい行動を取ろうとした結果に対して、あれこれ言える人はそこまでいないはずだ。自分が何かをするときに理性的に正しい行動をしているばかりだと言える人がどれだけいるだろうか。非合理的に生きるなら、せめて少しでも良い思いを1人でも多くの人ができるように心がけていきたいと思うばかりだ。