なおぼうけん

日々を探検したり、掘り下げていきます。

2020/06/04 チャーハン・金縛り・ロクヨン

今日何があった?

チャーハン:昨日の夜から食べたいと思っていたのか、今日の昼はがっつりチャーハンを食べようと朝から意気込んでいた。昼、近所の中華料理屋に向かう。不自然なほど満面の笑みを浮かべる母(勝手に母と呼んでいる)に案内してもらい、席につく。メニューをもらい目を通すと、「ガッツリチャーハン」というメニューがあり、これしかないと思い頼んだ。ここのチャーハンは食べ切るのがいやになるほど多い。それがガッツリだなんてどれぐらいのものだろうか。チャーハンを待っている間持て余して店の奥の方に目をやると、さっきまで満面の笑みだった母が真顔で何かをつまんでいた。隣で娘が薬膳的な乾燥植物をつまんでいる。それってそう食べて美味しいのだろうかと思っていると、チャーハンがやってきた。どうやらキムチとチャーシュー、薄い卵焼きがかかっているのがガッツリ要素らしい。夢中で食べる。左上の方で昼休憩中のOLが気怠そうに煙草を吸っていてセクシーだなと思う。食べ終わって家に帰り、満腹による眠気、謎の不調に襲われる。チャーハン前後でこんなに違うかと思うぐらい、今日の午後はまるでダメだった。

金縛り:チャーハン後の善戦虚しく、4時ごろには今日はいろんなことが上手く進まない日だと諦めの戦いに入った。仕事もそこそこにし、退勤処理を済ませ横になった。ずいぶんと楽になった。そうしているうちにウトウトし始め、眠りにつく。考え事をしながら寝ると、寝ているというより気を失っているような感覚になる。夢を見ていた。頭を使っている状態を認識しながら、夢でも同じように横になっていて、起き上がろうとするのだけれど起き上がれない。どうしてかなと思い目をお腹の方にやると大きな猫がいる。黒い猫。なついているようでかわいい。起き上がろうとすると重くなるというか、いやそうな感じを出してくるので、こちらも本気で起き上がろうとする気がなくなる。諦めて猫を可愛がる。しばらくすると目が覚めて部屋の天井が見えてきた。お腹の辺りには重さだけが残っている。あれはなんだったんだろうか、金縛りの一種なのか、不調を直すために起きあがるのを止めてくれたのか、チャーハンの重みか。目を覚ましてからは頭がすっきりしている。猫をリスペクトしつつ、引き続き休むことにした。

ロクヨン:読んでいる警察小説が佳境だ。開くと熱を帯びていてむわっとするような感じがするぐらい熱い描写の多い小説だ。そして厚い。650ページぐらいある。久しぶりにこんなにボリュームのある本を読んでいるなと気づく。厚いと携行性が悪くなるため、積んである本から手に取るのが少し億劫になる。今は携行することがないからそれがない。だが今年読んだ中で1、2を争う面白さだ。本当に伝わってくる人間の様が豊かで素晴らしい。こんな描写ができたらなとしみじみ思う。ニンテンドーを思い浮かべるだけだったロクヨンという言葉に新たな連想表現が追加された。

今日の書き物

連想することを先回りする癖がある。

イエローハットのCMを見たときに、黄色い帽子をかぶっている人がいたらイエローハットか!って突っ込むタイプのボケをやろうと思うのもその1つ。攻撃力が低そうで出すシーンが難しいのと、黄色い帽子をかぶっている人がまずいないのが相まってやったことはない。

例えるということが1つの表現方法で、それが実は好きだったりするからそういうことをするのかもしれない。

前に付き合っていた彼女に、お店に置いてあるすごい穴の開いた服に対し「髪の毛をとってポイするやつみたいだな」と言ったらすごく怒られた。

f:id:nochinaoto:20200604202146j:plain
例えばこれは水彩画みたいだなと思って街を歩きながら見ている。そういうのはなんか気取っているけれど綺麗な方。