なおぼうけん

日々を探検したり、掘り下げていきます。

2020/05/07 伸長・警察・漫画家

今日何があった?

伸長:今日は水やりの日。部屋にある18の鉢植えにお水をあげます。もちろん様子を見てあげたりあげなかったりします。今回は乾燥させることにしたのでどの鉢も結構乾いている。たまにこうして乾燥させたいと思っている。土も腐るし、土がどんな状態かチェックもしたい。ちなみにカビ気味な雰囲気だった。さっさと土の入れ替えをしたいところだ。水をあげる。乾いていると、シュワシュワと音をたて水が染み渡る。植物は基本的には水分を含むことによって伸長する。これから大きくなるだろう。葉も拭いて、綺麗にした。あげた日は風通しを良くしないとと思っている。カビそうだし。この時間が楽しい。早く植物の部屋が用意できる部屋に引っ越ししたい。僕も大きくならないと。

警察:免許更新することができないので、更新の延長が必要と相なった。最寄りの警察署でやっているとのこと、徒歩で向かった。晴れた午後、人はそれなりに多かった。今日がGW開けだからだろう。スーツを着て暑そうにしている人も目立った。今となってはその姿も珍しいと感じる。お母さんはマスクで子供はマスクなしという光景も目立った。あれはどういう神経なんだろうと思ったけど、ヒトは社会的な線引きの方を優先するものだからしょうがない。結局感染症になるかならないかは「ならない」と信じてやまないから部屋を出るし、そのとき社会的に批判されないように親はマスクをするというものなのだろう。健康のためには散歩が必要、という発想もややにして皮肉なものだ。これで子供が感染したりした場合に、その子の友達の親はどういう反応を示すのだろう、ドラマだと・・・と考えているうちに警察署についた。イヤホンをしまい、身分証を用意して中に入る。何も悪いことをしていないのに、なんだか気が引ける空気を感じずにはいられない。整然としたレイアウト、堂々とした警察官、何人かの同志。手続きは恙無く終わった。なんにせよペーパーワークが必要なんだなと感じるものだった。それをすぐに忘れて、気持ちよく退署。締まりがあり、いい空間だった。あの雰囲気は好きな方だ。部活を思い出したんだろうか、そんな甘い場所ではないと思うけれど。警察の本分は地域に根ざすこと、そのために地域の人とコミュニケーションをとるところにあるのかなと思うけれど、こういう手続き以外で話したことはないな、と思った。誰が本物の警察だってどうやって判断したらいいのだろう。そう思いながら、家に向かった。誰が警察かだなんて悩むことは起きないだろうと信じて。どうだかな。

漫画家:小さい頃の夢は漫画家になることだった。もっというと少年ジャンプで連載することだった。すなわちバクマンそのものだ。違いがあるとすれば原作も作画も僕というぐらいだ。だから漫画を描いたかというと、描いていたような気がする。絵をたくさん描いていた。王道がいいかとかバトルがいいかとか色々試行錯誤していた。夜遅くまで描いて、深夜ラジオを聞いたりもしていた。オールナイトニッポン。なんで漫画家になろうと思ったんだろう。なんで漫画家になるのをやめたんだろう。どうして今日ふいにバクマンの映画を見て、そのことを思い出したんだろう。今やっていることはそのとき巻いた種に20年かかって芽が出ているようなそんなことなのかな。今朝、そのときの同級生も出ている夢を見た。学校にはいろんな人がいて、スポーツで才能を発揮した友達と、当時好きだった子がいたのを覚えている。なぜかショッピングモールみたいなところで急に立って歩くことができなくなった。困っていたら、その好きだった子に当時のあだ名で呼ばれた。立てないなんてダサすぎると思ってなんとか立ち上がった。すごく苦しくて、必死だった。その子となんとか外まで出て、目が覚めた。これが何かの暗示でなかったら何だろう。僕は漫画家になりたいとは今は思わない。でも、ストーリーを作りたいとは思う。それがわかる何か、でも。方法は色々あって、こだわりはまだない。もしかして、あれからずっと立ち止まったままだったんだろうか。回り道した分、他の人とは違った深みが出るのは間違いない。そんな漫画でもいいかもしれないけど。青年として、飛ぶまではいかなくても走ってみようと思った。トラックの荷下ろしの音だけが聞こえる夜の静けさの中、気持ちは熱くなっているような気がした。